B'z presents UNITE #02 Day 2 -ネオ少年時代-
※セトリのネタバレを含みます。閲覧の際はご注意ください。
B'z × マキシマム ザ ホルモン
4月1日の発表からずーっとワクワクしていた。違うフィールドで戦い続けてきたバンド同士の交わりだったり、B'z主催ライブ初のスタンディングフロア実装だったり、未知数の試みに玄狼の胸は大踊り。
しかし開催1週間前、衝撃的なニュースが飛び込んできた。
松本孝弘、UNITE出場辞退。
ハードスケジュールが祟ったのか体調不良を引き起こし、医師との相談の上の決断だったようだ。
活動約37年の中でライブを飛ばすこと自体が稀だった彼らだが、松本さん抜きで行われるライブは史上初。
更なる未知数を孕んだまま、横浜にて史上最大のロック番狂わせが幕を開ける。
-先攻 マキシマム ザ ホルモン-
開演前から様子がおかしかった。
開演前アナウンスではモッシュ・ダイブの禁止が宣告されていたにも関わらず、"SECURITY"の文字が書かれたスタッフの姿が見える。こんなのB'z主催では絶対にお目にかかれない光景だ。
お馴染みの入場SEであるSPACE COMBINEの「MARCHIN' MINT FLAVORS」が流れると、瞬く間に会場のボルテージが急上昇。暴徒の溜まり場と化したKアリーナに、ドロップチューニングの重低音が鳴り響く。そしてマキシマムザ亮君さんが奏でる不穏なリフから、Kアリーナは狂騒と轟音に支配されていくのだった。
いや〜...エネルギーの暴力みたいなバンドっすよねホント。最初から最後までテンションが落ちない。
もうほんとに狂ったように頭振ってました。演奏もホントに凄まじくて、緩急の効いた展開を難なく乗りこなすのは流石にライブバンドだなと。
このバンドの真骨頂は「ドラムと女声と姉」、つまりナヲさんにあると思っている。彼女の歌声が激しさの中にポップ感を与えているんじゃないかな??後ろでビートを刻みながら歌で前にも出てくる。そして#1 で物理的にも前に出てくる。そして踊る。役割おおくないっすか??
メンバーのうちナヲさんとダイスケはんはBrother(B'zファンの通称)であることを公言しており、ダイスケはんは第1回のUNITEを配信にて視聴し、まさか第2回がある時に誘ってもらえるだなんて思っていなかったそうな。
B'zとホルモンは水と油?
ダイスケはんはMCでこう語っていた。
我々とB'zは決して交わることのなかった存在、言うなれば水と油なんです。ですが水と油がむりやり交わってしまうとどうなると思います? ...乳化ですよ。乳化したものってどんな感じですか? ...ドロドロしているでしょう。でもドロドロしているものってコッテリしている、つまり美味しくなる...これぞUNITEですよ!!
実に彼ららしい例え話だなと思った。今や両者は日本の音楽シーンにおいて唯一無二のポジションにいるが、あまりにも立ち位置が両極が故にお互い平行線を辿っていたに違いない。
ホルモンはツーマンライブに積極的に参加し、他のアーティストとバチバチの殴り合いを繰り返して来たと思うが、B'zクラスの巨大なバンドに誘われるとは思ってもいなかったであろう。
実際、今回の会場であるKアリーナは2万人規模の会場で、いわゆるラウド系のバンドが戦場とするにはあまりにも広すぎる。アリーナもスタンディングという形をとっているが、通常とは異なり応募先のアーティスト毎にブロックで区切られている。これはモッシュやダイブといった危険な行為に慣れていないB'zファンへの配慮だと思われるが、当初この組み合わせが発表された時には、この危険行為を巡って論争が起きたこともある。
ダイスケはんはそんな両軍のファンについても触れる。
Brotherの中には俺らのことをよく知らない、何なら『ついでに見てやる』っていう認識の方もいると思います。でもそんな皆さんも、今日この時を腹を空かせて待ちわびていたと思うんですよ。つまり、あなた方も『腹ペコ(ホルモンファンの名称)』なんですよ!!
そして腹ペコの皆さんも、今日ここに同じ目的で来ている。これは例えるなら『同じ釜の飯を食う』って訳です、同じ釜の飯を食ったなら、あなた方も『Brother』なんですよ!!
その言葉に湧く両軍、そこには同じ熱量の歓声があった。「楽しみ方は人それぞれ」と言っていたように、何時ものようにモッシュダイブで応える腹ペコもいれば、いつもはやらないようなヘドバンを全力で楽しむBrotherもいる。持ってるモノは同じ、熱の起こし方が違うだけなのだ。これは交わり過ぎない部分を考慮してくれた運営に感謝しなくてはいけない。
ぶっ生き返す!! × 稲葉浩志
UNITEの醍醐味といえばバンド間の垣根を越えたコラボレーション。今回は稲葉さんがステージに上がり「ぶっ生き返す!!」を共にパフォーマンス。松本さんが車の中でよく聴いていたからという理由での選曲だとの事。
今回は松本さんが欠場のため、稲葉さん単独でステージインという形に。しかしまぁフェイク一発で自分の空間作れんのすげぇよな...
ダイスケはんと一緒に肩組んでヘドバンしてるのにも驚愕。この人60やで...? いやまあ昔はめちゃくちゃやってたけどね。
そんでもってやっぱし歌が上手い。この曲はホルモンの曲の中でもかなり強めのメッセージが込められていて、サビのメロディもなかなかに暑苦しいんだけど、そこをさらにドラマチックにするのが稲葉さんの歌声。
脳味噌 常に震わせて
ぶっ生き返す!! / マキシマム ザ ホルモン
の「ふる」の部分、ここのコブシの効かせ方がすごく好き。
あとライブが終わったあとに、誰かが「煌めく人みたいだった」と言ってたのを聞いて思わず頷いてしまった。B'zがミクスチャーっぽいことをやってたのはあの時期くらいしかないからなぁ...キレッキレでブッイキスブッイキス連呼すんのもめちゃくちゃかっこよかったっす
ダイスケはんとパワーブリーズ
稲葉さんといえば常識の範疇を超えたストイックさが有名だが、中でも有名なのが「パワーブリーズ」というグッズによる横隔膜を鍛えるトレーニングだろう。
NHKのドキュメンタリーにてパワーブリーズを知ったダイスケはんは早速購入。後年のROCK IN JAPAN 2017でB'zと初めて対面した際に、パワーブリーズ使ってることをウキウキで報告したのだが、本人から「もう使ってません」と言われてしまったらしい。これは悲しい...
後にB'zのターンで稲葉さんがこの事について触れ、最近また使い始めたことを明かすのだった。
「(袖のダイスケはんに向かって)また使ってまーーす!!」
「恋のスペルマ」のエモったらしさ
ナマでスペルマ浴びました!! ...って言うとタダの変人なんだけど、ホントにスペルマ浴びたんだもん。
ホルモンの数ある「恋の」シリーズは、ライブで必ずと言っていいほど演奏される程のキラーチューン揃い。その中でもぶっちぎりで好きなのがこの「恋のスペルマ」なんです。
いやほんとすごいこの曲は。歌ってることはけっこうオゲレツなんだけど、ほんのり臭ってくる思春期ボーイの生々しい下事情と、ちょっぴり青臭い青春漂うエモエモなメロディの絡み方がすごい。
サビでのスペルマ大連呼、傍から見れば狂人そのものなんだけど、やってみるとハチャメチャに楽しいし、何故だか感動してしまう。アリーナ全体で気持ち良くなっていた気がする。あれ?これってオ〇ニーと同じ心理??
こういう曲ってだいたいどこかにいじらしい気持ちを仕込んだりすると思うんだけど、マキシマムザ亮君さんの手にかかればQueenもビックリの爽やかなナンバーに。恐ろしい才能持ってるよこの人...
勢いのまま全て出し切り、こうして彼らのUNITEは大成功、このまま幕を閉じるかと思いきや...
「ちょっと待て!!!」
何者かがダイスケはんを射殺。ザワつくホルモン一同。これは一体誰の仕業なのか...?
「これ以上殺させたくなかったら...
俺もUNITEさせてくださいよ!!」
暴かれた共犯者
彼らのUNITEはまだ終わっていなかった。
そう、ダイスケはんを撃ったのは、俳優:生田斗真 である。
「さあほら皆さん楽器持ってください」
1分半ミッチミチの茶番劇を挟んで披露したのが自身がゲストボーカルで参加した「殺意vs殺意」。リリースされてから鬼のようにリピートしたけどもライブで聴くのは初。「ケチャップ!ケチャップ!」のコールがなかなかに楽しい。
いやぁ、生で見るとめっちゃイケメンだな...
落ちサビでナヲさんに絡みに行くところでウットリしてしまうわこんなの。ステージでのパフォーマンスもすごく色気があってかっこよかった。もうこのままロックバンドやりませんか??
ここで幕引き...と行かないのがマキシマム ザ ホルモン。最後の最後にハイパーキラーチューン「恋のメガラバ」を生田氏との共犯で披露。体力の限り踊って腕振ってヘドバンして、彼らのUNITEは本当の大成功で幕を閉じた。
もうメッッッッッッッチャクチャに疲れた。けどめちゃくちゃに楽しかった。
B'z側のブロックにいたのでモッシュやダイブはなかったけども、最初の曲を狂ったように聴いていたので嬉しすぎてフルスロットルでヘドバンこいてました。
開演前に開かれてたアサヒスーパードライのブースで軽くビールを飲んでいたせいもあってギアは加速し続け、その後もヘドバンの嵐。完全に汗のスプリンクラーになってました、すんません。
ホルモンを生で見るのは去年ぶり2回目なんですけども、やっぱし重低音の圧が凄まじい。開演前のギターの音出しで「ホヒョォ~....」と感嘆するレベル。上ちゃんのチョッパーの連打も食らっていい気持ちです。
次に彼らを観るのは一ヶ月後のJOIN ALIVEになるので、今度はモッシュに揉まれてこようかと思います。
<セットリスト>
1.maximum the hormone II -これからの麺カタコッテリの話をしよう-
2.シミ
3.恋のアメリカ
4.「F」
5.ぶっ生き返す!! with 稲葉浩志
6.絶望ビリー
7.鬱くしきOP~月の爆撃機~ → 鬱くしき人々のうた
8.恋のスペルマ
9.殺意vs殺意 (共犯:生田斗真)
10.恋のメガラバ (共犯:生田斗真)
-後攻 B'z-
約30分の舞台転換の後、主催のB'zが姿を現す。
本シリーズのテーマ曲である「UNITE」に合わせ、ライブロゴを模した照明が現れる。
シンセサウンドからそのまま「UNITE」に入ると思いきや...
怒涛の新曲攻め
なんと「FMP」からスタート。未だフルバージョンが公開されていない中での披露だが、いかにもB'zらしい熱さの宿ったロックナンバーで会場に再び火を灯す。
中盤にも「じゃあ新しい曲演ります」と言い、「恐るるなかれ灰は灰に」と「The IIIRD Eye」を続けて披露。
このライブで初めて稲葉さんの生ハープ聴けたかもしれない。めちゃくちゃに渋かっこよかった。これらの新曲群の中では「The IIIRD Eye」が飛び抜けて好きかもしれない。これが玄狼自身がルパン三世のファンってのもあるけど、松本さんも大のルパン好きで、オファーを受けた時点で相当ノリノリで書いたのが伝わってくるのだ。
だからこそ、この曲は松本さんが健在なときに聴きたかった。イントロのリフとかサビのバッキングがすごく好きなの。だから冬のツアーはコレを楽しみにしてます。
Takのいない日
前述の通り、今回は松本さんがいない。
その穴を埋める形で大賀さんが加入し、YTと大賀さんのツインギターで回すという構成だ。ほんの最初は少し違和感はあったものの、「juice」等で見られるYTのエッジの効いたサウンドを活かした変則的なソロだったり、「Calling」等での松本さんのスタイルを踏襲しつつも、少し毛色が異なる大賀さんのソロを聴いて、「おお、これも新しくていいなあ」とすんなり馴染む。どちらも松本さんのそばで弾いてた人達だから安心感が凄まじい。それに呼応するかの如く稲葉さんも躍動。脂の乗ったフェイクとシャウトでバンドに弾みをつけていく。
今回はリズム隊の存在感も凄まじかった。ドラムには紅白でファンを沸かせたシェーンが約7年振りにライブに復帰し、タイトかつパワフルなプレイでKアリーナをドンドコ揺らしてみせた。特に「juice」や「Liar! Liar!」といったハードな曲をシェーンのドラムで聴けたことがめちゃくちゃ嬉しかった。キックとかスネアの凄まじい音圧がめちゃくちゃ気持ちよかったよ...
ベースはHighway Xから継続して清さんが務める。華麗な見た目に見合わぬほどの豪快なチョッパーは健在...どころか、上ちゃんからの刺激を受けたのかもうバインバインのブインブイン。これからもサポートにいて欲しいと思わせてくれる程の主張っぷりだった。
そしてKey.は01に引き続き川村ケンさんが担当。近年のB'zサウンドにはこの人が不可欠...といってもいの存在感を示しており、今回の「恐るるなかれ灰は灰に」でも、稲葉さんのシャウトと共にオルガンを轟かせている。テーマ曲の「UNITE」のイントロで流れる電子音も彼が駆る「テルミン」という楽器によるもので、実はサポメンの中でもかなり美味しい部分を与えられているんじゃないだろうかと思う。
稲葉浩志と4人のギタリスト
ライブも終盤に差し掛かる頃、稲葉さんの口からこんな言葉が飛び出る。
「今日はいつもとは違う形態やってるんですけども、ここで松本孝弘と縁のあるギタリストをお呼びしております。」
なんと、B'zにも共犯相手がいるとの宣言。
TAKURO、参戦!!
大歓声の中猛ダッシュで登場するや否や、松本さんへの大きな愛を会場いっぱいにアピール。いや待て。
ホルモンの項でさっきも触れたが、UNITEは今回で2回目の開催であり、第一回目の対バン相手にはMr. ChildrenとGLAYが選ばれているのだ。
つまるところこの男、UNITEに二度も参加しているということだ。そんなこともお構い無しに、会場のボルテージをアゲる曲を演ると宣言するTAKUROさん。そして鳴り響く「IT'S SHOWTIME!!」のイントロ。浮かんだハテナマークを置いてけぼりにする勢いで、松本さんリスペクトのトーンを活かしたギターをかき鳴らし、そのままなだれ込むように「ultra soul」に突入。待って待って、それ第1回でもやってるって。二度美味しい思いしてるって。「do it!」からの「Hey!!」もやっちゃうし。
見せつけるように花道にも現れたりもして、すごく楽しそうに弾いてらっしゃりましたよ...TERU氏が聞いたらきっとヤキモチを妬くんじゃないかと。
しかし稲葉浩志は畳み掛ける。
「もう一人UNITEしちゃいます!」そして現れたのは...
「タッカン」の愛称で知られる、日本が誇る伝説のメタルバンド「LOUDNESS」のギタリストが、盟友である松本さんの穴を埋めるべく駆けつけたのだった。
トレードマークである白キラーを携え、挨拶代わりに早弾きやらライトハンドやらバカテクの嵐が吹き荒れる。本来B'zでは聴けないようなメタリックなプレイに会場のザワつきは歓声に変わっていき...
「You must know what I am...」
紅白でもお茶の間を狂喜に巻き込んだ名曲「LOVE PHANTOM」のイントロが流れ、ボルテージは最高潮に達する。そしてやはりタッカンはタッカンだった。ステージに4人もギタリストがいるという異常事態の中でも、1人だけとんでもないほどの存在感を放っている。Aメロの高崎さんのバッキングが初期B'zを感じさせてまた良かった。ギタリストとっての最大級の見せ場でもあるアウトロは、2×2でハモリあうという異様な構成に。なんかもう驚愕と披露で記憶がごちゃついて定かじゃないけども、前半8小節を大賀・TAKUROコンビ、後半8小節をYT・タッカンコンビという流れで演奏していた(ような...)。いやもう何のバンドなんですかこれは。
もうこの一行、止まらない。勢いそのままに至極のハードロックナンバー「ギリギリchop」を演奏。サビで稲葉さんの声が高崎さんのプレイにかき消されそうになるという異常気象ばりの音数をぶち鳴らし、ソロでもその実力を遺憾無く発揮してみせた。もうこの時の玄狼はもはや凄すぎて笑うことしか出来なかった。高崎さんの手をモニターで追ってたけど人間業じゃない。というかギター4人って何? TAKUROさんがもはやメンバーみたいな貫禄を醸し出してるんだけど??
何が起きてるんだコレは??
そんな疑問もどこ吹く風、ギリギリchop演奏終了後、アベンジャーズみたいなバンドは闇夜へと消えていくのだった。
HINOTORIはまだ燃えている
暗転からメンバーが戻り、ここからアンコールへ。
本日のサポメンを一通り紹介した後、稲葉さんから報告が。
「昨日、風のうわさで聞いてると思うんですけど、
出たんですよ、彼。」
まるで幽霊みたいな言い方をされているが、実は前日のTHE YELLOW MONKEYとの対バンで松本さんがアンコールに登場していたのだ。
「今日もまた出たがってるんですけども、今回は医師との相談もあって...
来 て ま す 。」
(場内大歓喜)
「お呼びしましょうか、On guitar...」
(ウオオオオオ!?)
「On guitar...!」
(ウオオオオオオオオオオオオオ!?)
「On guitar, Mr. Tak Matsumoto!!」
(ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!)
場内、割れんばかりの大歓声。おそらくこの瞬間が一番の歓声が挙がっていたのではないだろうか。
ええ、僕もノドがはち切れるほど叫びましたよ。
稲「どうしちゃったの」
松「気になって来ちゃったんだよ」
まるで近所のお祭りに来たかのようなノリ。いやマジでお祭りなんだけどさ。
「それでは音を奏でてもらいましょうか」の一声で、全員が松本さんに釘付けになる。
聴こえてくるのは太くて艶のある、あのTakトーンだった。まるでブランデーのように香り高く、そこにほんのりとした甘さのある音。聴き慣れているはずなのに、今日はなんか特別に聴こえてくる。聞き慣れているはずなのに、今日は何故だか涙が出てくる。
oh my 裸足の女神よ キズをかくさないでいいよ
痛みを知るまなざしは 深く澄んでもう萎れることは無い
裸足の女神 / B'z
稲葉さんのアカペラからバンドが加わり、そして響き渡るAコード。これだ、この分厚いコードの響きがB'zだ。
もうとにかく安心感が凄かった。キャビネット郡の前でどっしりと構えて弾く姿、一音一音抜けてくるギターソロと、お馴染みのドリル、そしてアウトロで久々に見られた大賀さんと向き合ってのハモリ。当たり前だと思っていたことが当たり前じゃ無くなったからこそ胸の奥に響いてくる。
思えばこの「裸足の女神」、何かしらのイレギュラーがあった時に必ず演奏されている気がする。
少しばかりヲタクの長話に付き合っていただきたい。
例えば2018年の「HINOTORI」、ツアー終盤の福岡公演にて稲葉さんが大幅に喉の調子を崩してしまうアクシデントが発生。ライブは10分間の中断を経て再開されるが、
「心配かけさせてすみません。やれるだけやるつもりではいますが、『これじゃ金払えねぇよ』ってなった場合は中止します(大意訳)」と覚悟を決めた上で披露したのがこの「裸足の女神」だ。今回のアレンジと同様にアカペラからのスタートなのだが、そこに響いた稲葉さんの歌声は確実に蘇っていた。まさに火の鳥のような復活を遂げ、最後まで走りきったのだった。
例えば2022年の「Highway X」ツアーファイナル、コロナ禍で観客の声出しが禁じられている分、演出に重きを置かれたツアーであった。
ここでも裸足の女神は演奏され、演出のために稲葉さんはカメラクルーを連れてステージ裏へと回る。ステージ裏に散りばめられた様々なものを紹介している最中、カメラが壁にぶつかりピントが合わなくなってしまう。本来であればサビで目玉となるものを写す予定だったのだが、ピンボケは治らずそのまま演奏終了。
本編終了後、長時間の待機を経てアンコールに移るのだが、ここで裸足の女神演奏中のトラブルを説明。そしてその上でこう告げる。
「今回は皆さんの大切なものを預かってるので、それをお見せしたくて...
『裸足の女神 Part2』ってことで、もう一回やらせてもらってもいいですか!?」
会場は大拍手に包まれ、そうして始まる「裸足の女神 Part2」。稲葉さんがカメラマンを心配しつつ誘導し、ついにサビに移る。
「コレコレコレ!」映ったのは、全国各地のファンからのメッセージがびっしりと書かれたオブジェクトだったのだ。これにて全国のファン思いは届き、カメラマンの方も報われたであろう。この一連の流れは「神対応」として地上波の番組でも語られている。
そして今回、松本さんが体調不良によってUNITEを欠場する形となり、多くの悲しみや心配の声も多く挙がっていた。そんな中で少しでもステージに立つことを決意した相棒に向けて歌う稲葉さんの姿は、かつて自身が不調に陥った時に全力でサポートしてくれたことへの恩返しをしているように映った。だからこそ涙が出てしまうのだ。
Oh my 裸足の女神よ 独りで泣かないでもいいよ
裸足の女神 / B'z
この言葉は、今後もBrotherの胸の中で響き続けることだろう。
太陽の Kotteri Angel?
UNITE名物スペシャルコラボ、当然ながらB'zの曲でもやります。今回はナヲさんとダイスケはんが登場。さっきの報告を受けた為か、ダイスケはんはパワーブリーズを咥えながらの登場で場内大爆笑。ナヲさんもテンションがぶち上がり稲葉さんと松本さんにハグ。
「母さーーん!!! わたしB'zとハグしたーーーっ!!!!!」
こんな贅沢な報告が未だかつてあっただろうか...
さて、彼らがコラボするのは「太陽のKomachi Angel」。これはホルモンがヨーロッパのフェスに出場した際、言語の違う観客と一体化したコミュニケーションを取るために使ったからだという。いや凄くねえか??大勢のヨーロッパの人が「エーンジェー」ってレスポンス返すんだよ?
↓実際の様子(1:14~)
5ERAS以降お馴染みになったラテンのリズムの手拍子からスタート。不慣れからか走ってしまう腹ペコさんたち、なるほど気持ちは分かる。恐らくメガラバとシンクロしたんだろう。シェーンのドラムも重なり、テンポも早まっていったところで...
ナヲ「Komachi Angel!!」
腹ペコを巻き込んでダンスダンス。そしておなじみの、
「あの娘は太陽のKomachi...」
《Angel!!》
「やや乱れてYo say!」
《Yeah! Yeah!》
もはや腹ペコさんたちにも説明不要レベルで浸透している。やっぱすごいなこの曲...
とにかくナヲさんが楽しそうだった。稲葉さんをして「新しい振り付けが出てくる」と言うほど踊り明かし、Bメロを可愛らしく歌い上げたり、松本さんにコーレス振ってみたりと縦横無尽。
「全員頭振れっっ!!!!!」
ところがギターソロで曲調が豹変。ギターは重低音を轟かせ、ホルモンらしい縦ノリのメタルコアに変貌。そしてダイスケはんのグロウルが炸裂する。
「💀アノコハ タイヨウノ コマチィ...」
ヤバい、このパターンは想定してなかった。レスポンスまでグロウルで返そうとしてしまったけどノドが限界だった。
「💀イザコヨイヨワァン!!! アイラビューマァイ!!!!!!」
キャーキャーもやるんかい!!!! レスポンスできねぇ!!!!
しかし初めてだよコマチでヘドバンぶちかますの。多分今後一生ない気がすると思うけど。
トリビュートアルバムの機会があれば是非参加して欲しい...
ナヲ「いや〜ほんとに終わらないで欲しい、何なら泊まりでいい」
全くもってそれだ、俺もここで寝たい気分だ。
稲葉さんもナヲさんのエネルギーに圧倒されたようで、「声の圧が凄まじいですね(笑)」と笑って答えていた。
今宵僕ら結ばれて
ケンさんのテルミンの音色で会場に火が灯り、メインテーマにしてラストナンバー「UNITE」が始まる。
B'zのターンの中盤から公演終了後数時間の間、ずっと俺は夢の中に居るんじゃないかって考えていた。
オモロいコトが起きる予感
それってフツーに素晴らしい
新しい笑顔?涙?
何があるか誰にもわからん
UNITE / B'z
今日の公演はまさにこの歌詞の通りだ。B'zとホルモンが混ざり合う、コレが面白くないわけが無いだろう。だけどステージで実際に起きていることは予想の遥か斜め上で、言ってしまえば現実離れしているような感覚だった。
僕はいつも、ステージの上には夢とか希望が詰まってると思ってるんです。子供の時に見ていたヒーローショーと同じで、そこにはたくさんのヒーローがいる。でも普段混じり会うことの無い存在が、例えるならスパイダーマンと仮面ライダーが共闘しているような、そんな光景が広がっていました。
そしてだれも予測していなかったゲストの参戦は、まさにスマブラのよう。本当に少年のような純粋な気持ちで、目の前の出来事に驚いたり喜んだりしてました。
...というか、会場入りする前からも既に少年だったかもしれない。滅多に遠征とかしないので、長らく乗ってなかった飛行機にもテンションが上がったり、ベイサイドの光景に思わずうっとりしてみたり、修学旅行、あるいはそれ以上にはしゃぎながら開演を待ってました。あまり自分からLINEを送らないタイプの人間なんですが、今回ばかりはうるさかったと思います。すんません。
手拍子を打ちながら、こんな一大イベントの一員になれたこと、そして今日巻き起こった天変地異級の出来事をグッと噛み締めてました。楽曲も特効と共に大団円を迎え、とうとう全ての演目が終わってしまった。
B'zを好きになって4年、ライブに足を運んだのはこれで3回目。その時々でいつも違う歓びを与えてくれるのだが、今回ばかりは格別だろう。絶対LIVE-GYMではこんなことは起こり得ないのだから。
特効の煙がほのかに残る中、夢見心地のこの空間は約2年振りとなるこの言葉で幕を閉じたのだった。
せーのっ、おつかれ〜!!
<セットリスト> ※赤字はリリース前楽曲
1.FMP
2.juice
5.Calling
6.恐るるなかれ灰は灰に
7.The IIIRD Eye
8.IT'S SHOWTIME!! with TAKURO(GLAY)
9.ultra soul with TAKURO(GLAY)
10.LOVE PHANTOM with TAKURO(GLAY)・高崎晃(LOUDNESS)
11.ギリギリchop with TAKURO(GLAY)・高崎晃(LOUDNESS)
-アンコール(松本さん加入)-
12.裸足の女神
13.太陽のKomachi Angel with ナヲ・ダイスケはん
14.UNITE
<サポートメンバー>
Gt. Yukihide "YT" Takiyama
Ba. 清
Key. 川村ケン
Dr. シェーン・ガラース
Gt. 大賀好修
ハードロッカー、オーケストラを知る
玄狼は退屈していた。三ヶ月ほど生きた音楽に触れていなかったからだ。
音楽を作る身にとっては、その場に生きている音楽が何よりのエネルギーとなる。ロックという音楽を作るなら尚更だ。定期的に刺激を受けていないと、創作意欲もどんどんやせ細ってしまうのだ。
とはいえ、現在プー太郎(死語)の身となるとライブに足繁く通うのは難しい話ではある。何より、6月には自分が最も慕うバンドの対バンだってある。道外遠征ということもあって、ここらで人生最大級の節制を展開している。食欲も物欲も極限まで抑えることに成功しており、日に日に食う量もだんだん減ってきてしまっている。いい事なのか悪い事なのか。というか一刻も早く職を見つけなくてはいけない。焦りが隠せない今日この頃。
そんな中、オーケストラ畑のとある友人から札幌交響楽団の定期公演に誘われたのだった。正味、音楽に触れていながらクラシックに対する知見は皆無に等しかっので、最初「ベト7やるよ」と言われても何のことかさっぱりわからなかった。ただ、オーケストラそのものに関してはトムとジェリーやモンスターハンターシリーズに触れてきたので、それなりの親しみはあるつもりだ。
話によれば24歳以下は1,000円でチケットが取れるそうなので、せっかくの機会に異文化からいろいろ学ぼうと考え、3度目のhitaruに足を運ぶことを決意。
札響hitaruシリーズ 定期演奏会 第21回「エリアスとベト7」
4/24 札幌文化芸術劇場 hitaru
指揮:エリアス・グランディ
ピアノ:清水 和音
コンサートマスター:田島 高宏
演奏:札幌交響楽団
【演目】
・ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」(全3楽章)
・藤倉 大「Entwine」
・ベートーヴェン「交響曲第7番」(全4楽章)
はじめてのオーケストラ、非常に良かった。
先入観を持たないようにあえて丸腰の状態で飛び込んでみたが、かえってそれが良かったのかもしれない。
音出しからまろやかな音色が体を包み込み、客席の照明が消えるとともに音世界へと飲み込まれていく。この体験はやはりオーケストラならではだろうかと。
そして耳から入ってくる音の一つ一つが非常に心地よい。今までは割れんばかりの爆音を体で受け止めるような体験をしてきたけど、今回はすべてを耳で拾って、それを余すことなく脳内に送り込まれたような感じがした。そのせいか終わってからは脳ミソが今までと違うような疲れ方をしていた。
やっぱり知っているフレーズが出てきたときの興奮がすさまじい。今まで「ベト7」と聞いても「なんのこっちゃい」というのが正直だったけど、そこで初めて聴いて「あぁこれかぁ!!」と納得すると同時に鳥肌がヴアサァッと立った。たぶん音楽が生きてるってこういうことなんだろう。
↑これがベト7、どこかで聞いた事ある人もいるのではないだろうか。
ノイズとポップス
かくして2時間近く生きた音楽を座って聴いていたわけだが、興奮で汗はかくし脳は疲労したし、相当エネルギーは消耗していたらしい。
ステージには大勢の演奏者とそれを束ねる指揮者が居て、タクトの一振りで楽器隊が躍動する。それは別世界を見ているかのような神聖さがあった。しかしそれはポップス/ロックでも同じこと。圧倒的カリスマがステージに居て、聴衆を魅了することに関しては何ら変わらないことだ。
全くもって違うのは、会場に響き渡る楽器の音、それ以外がすべてノイズになるというところだ。電子的な歪みのない繊細な音空間、その前では普段気にもならないような服の擦れる音さえ気になってしまう。普段ヘドバンもこいているような自分が、その世界観を遮る自分の前髪でさえも切り落としたくなるような、それほどの没入感を与えてくれた体験だった。
そもそもの話、オーケストラとポップスでは奏でられる音の性質が違う。楽器からダイレクトに響く音と、機材を通して圧縮された音。よく「鑑賞用の音楽」と「楽しむための音楽」とカテゴライズされるのは見るし、実際聴いてみてそれは的確だとは思うけど、優劣をつけるようなものではなく全く趣が違うだけだとは思う。
そう思えば、こういった雑音を文化として昇華させていったのも一種の進化なんだなって。ロックなんて言ってしまえばどれだけ高揚感のある雑音を作れるかという音楽だし、それによって昂った人たちがぶつかり合ったり人の上を転がっていくのだって、好みはあれど文化足りえるものだろう。こっちから見ても実際オーケストラの拍手は長いし、「何回指揮者出たり入ったりするんだ??」って正直思ったりもしたが、これもまた文化なんだと思う。
考えてみれば、初めてバンドのライブに行ったのもhitaruが初めてだった。その時に初めて生きている音楽を目の当たりにして大いに感動して、気付けば音楽を作る側に回ってしまっていた。そしてhitaruで初めてオーケストラに触れて、異文化の魅力、そして生きている音楽の良さを実感する大変いい機会になったと思う。
ジャンルは大きく違えど、大きく創作意欲を刺激されるいい機会になりました。問題はこの長文を書き上げてからどれだけ続かせることでしょうね。したっけ。
ボカコレ2025冬を終えて -自作曲の振り返り-
どうも玄狼です。何度目のブログ放置でしょうか。
さて、2/21~2/24にニコニコ動画内の動画投稿イベント、
「The VOCALOID Collection 2025 Winter」(以下ボカコレ2025冬)が開催されました。
今回は自分もクリエイター側として参加し、
「ダイナマイトが降ってきた」「初心表明 2025」の二曲を公開しました。
ボカコレに2曲も出すのは初めてでしたよ。詳しくは後述しますがなんならこの2曲も最初は出さない予定だったし。
-以下セルフライナーノーツ的な-
・ルーキー部門
「ダイナマイトが降ってきた」
作詞・作曲・動画・なんか変なイラスト:玄狼
ボーカル:重音テト(UTAU)
あまりにも突拍子もないタイトルが印象的な一曲。
約一分半で片付くポップなパンクチューンで、特段難しいことをしているわけでもないのでサクッと聴き終わっちゃいます。ただ途中に人間が再現不能なレベルのキックを入れ込んでいます。
今ではすっかりSVテトの虜になっている玄狼ですが、今回はカオスさの強調のためUTAUテトを再度起用しております。ただ久々に使うUTAUはかなりしんどかった。OpenUTAUの導入を現在検討中。
曲よりも歌詞よりもまず先に「ダイナマイトが降ってきた」というワードが降ってきたので、必然的に歌詞もその内容に合わせることになったんですけども、まあめちゃくちゃな世界観です。だってダイナマイトが降ってくるんだもん。
いままでカッチリとした文体で詞を作る事が多かったんで、ここらでフリーダムな表現をしておきたいという思いはありました。作詞でどん詰まる事が結構あったんですけど、あまり悩まずに書き上げられたんで楽しかったっすね。
でもただただカオスなだけじゃなくて、「冗談だと思ってたことが現実になったら、人はどうするんだろうか」という問いかけだったり、SNSで日々巻き起こっている炎上をモチーフにしたりと、遠回しかつ抽象的ですがシリアスな意味を込めたりしています。その結果「意味わからない」と「メッセージが深い」という二極の感想をいただきました。想定通りです、だってダイナマイトが降ってくるんだもん。
この曲は元々、「30秒程度の曲をYouTube Shortsにあげたらどうなるだろうか?」という実験も兼ねて作った(結果伸びなかったけども)ので一発ネタみたいな存在でした。いつかフル尺を作ってニコニコに輸出しようか考えてたんですけど、オケだけ作って結局放置してました。
(↓幻のShorts版↓)
https://youtube.com/shorts/cKBiGiJ9VXQ?feature=share
時は流れてルーキー開催日(2/21)の16時、この男は急に「ルーキー出てぇな」と思い立ってしまうのです。でも今から曲を書いて間に合うわけがないし、何か特別ストックがあったわけでもない。でも何かニコニコにあげてないものがあったはず、そしてこの「ダイナマイトが降ってきた」をフル尺に改造して登板させるに至ったわけです。
オケだけは出来ていたので、歌詞を考えてUTAUに打ち込み、ミックスまでを一時間でこなし、動画まで作り終えたのが18時55分、予約投稿が完了したのが58分という超ギリッギリの突貫工事で定刻までの殴り込みに成功。人生で一番疲れた二時間かもしれない。
その結果サムネもちゃんと作れず、動画もクッソ雑。動画に関しては元のShorts動画を踏襲したフォーマットになったわけだけど、元々が雑だから結局雑。こんなので渡り合えるわけないって結構諦めムードだったわけなんですけども、ボカロリスナーの方からかなりご好評をいただけたのがかなり嬉しかったです。
最初はこんな手抜きっぷりでいいのかなって心配しながら見守ってたんですけど、徐々に伸びていく様子を見てボカコレの寛大さを再実感させられました。いい経験になりましたね。
・Remix部門
「初心表明 2025」
作詞・作曲・Remix・動画:玄狼
イラスト:あるてぃめっとえかち 様
ぶっちゃけこっちが本命だったりします。
デビュー二年を目前に、デビュー作「初心表明」をアレンジ。原曲のテイストを最大限残しつつ、爽やかかつ力強くアップデートをかけました。
↓原曲↓
原曲は「あ、どうもはじめまして...」といったテイストで書いてましたが、リミックスにあたりよりハキハキとした音使いで成長を表せるようにしました。アレンジのテーマとして「卒業」を取り入れているので「卒業式チック」という感想をいただいた時はガッツポーズしちゃいました。
やっぱStandard Guitar / Bassってすげぇんだなって実感しました。これを入れるだけでサウンドが一気に厚くなる。
今回ボーカルを三人起用してますが、これはせっかくだし玄狼宅のボカロさんたち全員に歌ってもらおうという魂胆です。よって私がルカを持て余している事がバレることになりました(
サビは三人での合唱になるんですけども、明るい声質のミクに主旋律を、低めの声のルカとテトにハモリを歌ってもらっています。ミクはNT版を使用しているんですけども、NT2になってさらにできる表現が深まっているような実感がします。
セルフRemixとはいえ、流石に歌詞を変えるわけにはいかないのでそのまま歌わせてるわけなんですけども、僕自身のマインドはあの時からあまり変わっていないような気がします。未だに手探りで進んでるし、未熟な己に挫折したりするし...でもあの時よりはちょっと前に進めたような気がするから、その視点から「初心表明」を見つめ直したらどうなるだろうかというのもテーマに含まれています。
実を言うと、最初はこの曲をRemixする気はありませんでした。
僕のボカロPとしての旅立ちを綴った曲なので、どれだけ拙くて未熟だろうと、ありのままの形で残しておくのがいいんじゃないかという考えがありました。
今回ボカコレに参加しようかと思った時、当然新しく一曲書き下ろそうかとは考えてましたが、転職活動という先の見えない戦いに足を踏み入れてしまい、精神的な不安に追い詰められてそれどころじゃなくなりそうな予感がして、参戦を見送ろうともしていました。
そもそも僕にとってボカコレは、「その1年間の集大成」をする場という認識で、冬もしくは春のボカコレには参加したいという強い意欲があります。
「新曲は厳しくても、何か爪痕は残しておきたいな...」
そんな事を考えながら、2年間に作った楽曲群を振り返ってました。
ボカコレにルーキー部門が導入されて以降、ボカロPにおいて新人とされる期間は2年間という相場が出来ました。そこで思ったんです。
「ルーキーを締めくくるのに相応しいのは、ルーキーとして一歩目を踏み出したこの曲しかないんじゃないか。」
それが今まで避けていた「初心表明」のリミックスのきっかけでした。作品を振りかえっている際に思いついたのがイントロ・アウトロのアルペジオで、そこからアレンジを展開していきました。あのクリーントーンの音色、個人的にお気に入りだったりします。
そして、嬉しいことにFAをいただきました。
鏡に映る未熟な己に pic.twitter.com/FCPLusw4wk
— るぃさん/依頼受付中ー! (@Ruisan0724) 2025年2月23日
楽曲のFAなんていただけるなんて夢のようでした。涙が出そうになりました。Remixの甲斐がありました。
そろそろ総括に入りますが、
本当に続けてきてよかった。これに尽きます。
前回参加作品の「前進全霊」はかなり高い意欲と手応えを持って挑めた作品で、数字もそれなりに伸びてまさに代表作となる存在になっていました。
今回はそれを超えてやるような、ラストルーキーにふさわしい作品を作ってやろう...という気概だったんですけども、メンタル面の不調と転職活動によって先行きが怪しくなり、その結果一発ネタの延伸とデビュー作のアレンジという形になり、投稿前は正直やりきれなさが残っていました。
案の定、数字で見えるような結果は振いませんでした。
でもそのおかげで、頂ける反応の数々が何より嬉しく思えました。
正直な話、今回投稿された作品を巡回して何度も絶望を味わいました。
元々数字にこだわるような人間でもなく、自分の作品を愛せるようになるくらいには成長したつもりでした。
でもいざ他の人が書いた作品と比べてしまうと、どうしても勝てそうにない。
僕はこのボカコレを通じて、初めて悔しさを覚えたような気がします。烏滸がましい話ですが、「勝てなくて当たり前だよな、ガハハ!」と思っていたのが、いつの間にか「勝てねェ!!悔しい!!どんな脳ミソしてんだよ!!」に変わっていたのです。
実際その土俵に上がれているかはともかく、そう思えるようになった事が成長なのかなとは思いました。でも予想以上にダメージは大きくて、ここでスパッと辞めるビジョンもよぎるくらいでした。
そういう時だからこそ、ぼかれびゅやコメントでの反応一つひとつが救いでした。皆様のおかげで玄狼はいま形を保てています。本当にありがとうございます。
軽率に辞めるなんて考えてすみません。玄狼はこれからも進み続けます。
これを最後にルーキーという看板は外れますが、心はまだまだ...いや永遠に青二才のままだと思います。これからも青二才らしく、情熱のままに泥臭くやっていければと思います。
改めて、今回ご支援いただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
LOVE PHANTOMに情緒をぶち壊されたお話
去る2024年の大晦日、B'zがやってくれた。
朝ドラの主題歌を担当した縁あってか、デビュー37年にして紅白歌合戦に電撃参戦。曲目はもちろん「イルミネーション」。
誰もが事前収録で終わると思っていただろう。演奏終了後に突如出てきた階段を降りてくるまでは。
暗転したNHKホールに鳴り響くストリングス、そして照らされる「B'z」のロゴ。
何も知らされていなかったのか、悲鳴にも似た歓喜の声を挙げる観衆...とMC陣。
おそらく誰もがテレビの前で驚きのハーモニーを奏でたのではないだろうか、少なくとも自分はそうだった。
"You must know what I am..."
混乱と歓喜の中、レーザーを浴びながら松本孝弘が現れる。これほどに誇らしいメロイックサインは見た事ない。
爆音で嘶くゴールドトップと、それに呼応するシェーン・ガラースのドラムに誘われて、
現れた稲葉浩志がステージに 文 字 通 り 火を付けた。
いらない何も 捨ててしまおう (LOVE PHANTOM / B'z)
乱舞するレーザーに火柱、なんだこれは。完全にB'zのLIVE-GYMではないか。
一番好きなアーティストだからどうとかじゃなくて、マジで別空間にいるような感覚だった。マイクトラブルが起きようがなんのその、マイクがなかろうとスタジアムにロングトーンを響かせる男にとってはモーマンタイなんだから。
あの時、LOVE PHANTOMという楽曲の持つパワーを改めて痛感させられた。じわじわと狂熱のギアをあげてくるイントロに、シンプルながらもスピーディで記憶に焼き付く楽曲構成。すべてが完璧だと思う。
この高揚感は前にも経験があった。そう、2023年のLIVE-GYMだ。デビュー35周年という記念すべきライブの一曲目、何を仕込んでくるのか友達とやいのやいの予想しまくってた。個人的には完全に「Dark Rainbow」から入ってくるかと思ったが、なんとまさかの「LOVE PHANTOM」。
あの瞬間、この世のものとは思えないほどの高揚感が体中を支配していたような気がする。声を出せるようになってから初めてのLIVE-GYMだったからもう信じらんないほど叫んでた。
B'zの二人は、この曲をultra soulと同等、あるいはそれ以上に自身を象徴する存在だと考えていたのではないだろうか。この曲はとあるライブの演出で稲葉さんが高所からダイブするというトンデモな演出のために作られたのだが、演出だけじゃなく楽曲そのものも高い評価を受けたことから、次第にライブの定番曲になっていったという歴史がある。
僕が考えるに、これとultra soulは「ライブバンドとしてのB'z」を象徴する楽曲であって、今回はそれを世間に知らしめるために選曲されたんじゃないかと。イヤ単純に世間からの認知度的な話もあると思うけども、B'zをよく知らない人にとってはそれぞれ「イントロが長くて最近の曲と引合いにされる曲」と、「ウルトラソウッ、ヘイ!ってダサくね?」という認識でしかない可能性がある。
でも音楽番組ではしばしば「B'zのライブはヤバい」という触れ込みの下、バイクが演者の頭上をカッ飛んだり、バケツをひっくり返したような大雨の中で演奏してみたり、コンテナから大量の缶ジュースが飛び出してきたりする映像が流れていることもあって、そのパフォーマンスに興味を持っている人もいる可能性だってある。
だからこそ彼らは、紅白という地上波史上最大の場を借りた上で、「ライブバンド・B'z」を全うしようと思ったんじゃないかと。あのタイミングで流れたたLOVE PHANTOMのイントロは巷で言われる「長ったらしいイントロ」の範疇を越え、これから始まる熱狂の起爆剤になり、その勢いのまま繰り出された「ウルトラソウッ、ヘイ!」はダサいダサくないとか関係なしに、間違いなくその日一番の熱狂を呼んだと思う。
そして年が明けて早々、B'z LIVE-GYM 2025の開催決定。そして久々のドームツアー。やっぱ狙ってたねアナタたち?
B'zのライブに2回ほどではあるが参加した人間からすれば、まだこれは体験版みたいなモンです。現場では誇張なしにこの5倍...いやそれ以上にすごいモノが見れると思ってください。我々の度肝を抜く演出と、それを逆に食ってしまうほどのパフォーマンスが堪能できます。
今回B'z Party会員になった約10,000人の方も、そうでない方も、是非ともこの機会に生B'zを体感してみてはどうでしょうか?文化的な素養があろうがなかろうが、ウルトラソウルはハイだろうがヘイだろうが楽しめますよ。
UNITE #02 ってマジですか??
2023年、日本中に煌めいた数多の星たち。
その輝きは、さらなる彩りを纏って重なってゆく。
B'z Presents UNITE #02
2025年6月 開催決定
かっこつけんのはそこまでにして...
発表を見た時心臓がカッ飛ぶかと思ったよ。なんやコレ、反則です。
こちとら2ヶ月前はおそらく今後拝めないであろうTMGでウヒョウヒョしてたってのに、10月入ってからイルミネーション、鞭と新曲をぶっ放してきて、しまいにはUNITEだ。心臓がもちそうにない。
そもそも、今年のB'z関連ニュースがいろいろぶっ飛びまくっていると思うんだ
(B'z)
・TM NETWORKのトリビュートに参加 Get Wildカバー
・史上初、朝ドラテーマ決定
(稲ソロ)
・Zepp Hanedaにてレジデンシー公演開催
・10年ぶりの新アルバム「只者」発売&ワンマンツアー「enIV」実施
→函館公演でTERUとTAKUROがサプライズで登場
・野外フェス Monster Bashへの参加
・雑誌の表紙に抜擢
・ReeBokのポンプフューリーとコラボモデルを発売→この後炎上してしまうのだが...
(松ソロ)
・コロナ禍で中止になった「Here Comes the Bluesman」ツアーの実施
・20年ぶりTMG再始動 新アルバム発売&ツアー開催
→BABYMETALとのコラボ、Real Faceの(実質)セルフカバーが実現
・邦楽カバーアルバム「THE HIT PARADE」20年ぶりの発売
・鈴木雅之、HIDE(GRe4N BOYS)との共作「Ultra Snazzy Blues」
・本人監修ギターアンプ「THR30II Wireless TAK MATSUMOTO」発売
・なんかめちゃくちゃテレビに出てる
・ジェフ・ベックの追悼ライブに参加
ざっと見てこのくらい?いやでもやっぱり濃ゆい。ソロ活動ってこんなガッツリやるもんでしたっけ??
ぶっちゃけ先日のイルミネーションRT企画が割と肩透かしな形で終わったので、「ああ今年はもう終わりか....」と思ってた矢先のコレ。あまりにもハッタリが効きすぎている。
UNITEですよUNITE。「B'zとミスチル・GLAYがコラボ!」という映像をTVで見た事があるでしょう?アレがソレです。
まあ要するに、B'zが選んだアーティストと対バンをします!っていうのがこのプロジェクトで、タイトルに#02とあるように、今回がその二回目ってわけです。
対バンライブは珍しいものではないんですけども、僕がなんでこんなに喜んでいるかというと、B'zがほかのアーティストと交わる機会そのものが貴重だからなんです。
そもそもこのUNITEというプロジェクト自体が、コロナ禍で停滞したライブシーンを再び盛り上げるという目的でB'zが立ち上げたもので、フルキャパで人を入れられない分、特別なライブにするために自身初の対バン形式で開催した...という経緯があるので、ファンからしても非常に特別なライブになっとるのです。(円盤化が難しすぎるのも一因だけど)
いやぁワクワクする。今回はフルキャパでの開催ともあって、どのバンドを呼ぶかの想像もかなり捗ること。個人的に見てみたいのはポルノグラフィティとの組み合わせ。同じ二人組ということで、コラボステージでもいい具合で絡みが見れそうでもあるし...
星型のツアーロゴから察するに、今回はB'z+他4組でのレジデンシ-公演になるのか、それともフェス形式にして一日限りにするのか...ああもう楽しみで仕方がない。今日はもう寝ます。
ロックバンドに魅了された話。
すごい一夜だった。
去る11月20日、僕はZepp Sapporoの中にいた。
そこにいたのは狂熱のカリスマと情熱のカリスマ。その二組は火花を散らしつつも、互いをリスペクトし、箱の中の全員を魅了して去っていった。
〜ハンブレッダーズ 秋のグーパンまつりZ 2024〜
at Zepp Sapporo ゲスト:UNISON SQUARE GARDEN
※セトリのネタバレを含みます。閲覧の際はご注意ください。
きっかけは友人が諸事情につきこの公演のチケットを譲ってくれたのが始まりだった。元々ユニゾンはその友人の布教により好きになり、もう複数公演も通うくらい好きなバンドになっているのだが、今年は何かと機会に恵まれず一本もライブに行けなかったので、こりゃちょうどいいと思い参戦を決意。
んで主催のハンブレッダーズはというと、恥ずかしながら名前も曲も全く聞いたことがないレベルだった。趣向的に自分の肌に合うのかと若干の不安があったが、楽曲を聴いた瞬間その不安は吹き飛んだ。
とにかく楽曲に情熱が宿っている。若々しさとか、等身大の少年の叫びとか、耳から伝わってくる初期衝動に胸を鷲掴みにされたようだった。今年に入ってからはラウド系のバンドに触れることが多くなっていたけど、それらにはないようなまっすぐな熱さに魅了され、もう公演当日が楽しみで楽しみでもう仕方がなかった。
そして公演当日、まずはUNISON SQUARE GARDENが現れる。
<セットリスト>
1. to the CIDER ROAD
2. 傍若のカリスマ
4. カラクリカルカレ
5. アンチ・トレンディ・クラブ
6. 何かが変わりそう
7. 君の瞳に恋してない
8. invisible sensetion
9. カオスが極まる
10. フルカラープログラム
いや〜〜〜、やっぱりパフォーマンスが凄まじい。なかなか貴雄さんが見えにくい位置にいたけども、傍若のカリスマの演奏中に見切れる腕の忙しさに思わず笑ってしまいそうになるほどに激しい。
そしてあまりにもセットリストが完璧である。メジャーなシングル楽曲を中心に、ライブのツボを押さえたようなアルバム曲の配置がいいスパイスになっている。
初めて生で聴いたのが#2,#4,#6,#7,#10。#10に関してはアニバーサリーで演奏される印象があったので、こういった対バンの場で聴けると思わなかった。個人的に嬉しかったのは#7。聴けそうでなかなか聴けずにいたのでイントロが流れた時は思わず天を仰いでしまった。
やはりアンチ・トレンディ・クラブは素晴らしい。Ninth Peelの頃からそのポテンシャルを発揮しているが、毎度現場のヒリついた空気と相乗効果を起こしてこちらのボルテージをブチ上げてくる。そして僕は2aの斎藤さんの左手に釘付けだった。歌いながらなんでソレができるんだ。
開幕2曲目にカリスマ、ラスト2曲目にカオスという構図が美しい。ブルーロックつながりというのもあるが、ライブも大詰めになったところに「極まってしまった」と締めくくるのが最高にクールなのだ。いやほんま誰のせいで極まったんだよって。
今回は珍しく斎藤さんが喋った。いままでユニゾンのMCと言えば「ようこそォ!」とか「ラスト!」とか「オマケ!」みたいな挨拶程度で、「MCの中身がTwitterで納まるバンド」という愛称がついていたりいなかったりするが、対バンということで喋って下さりました。
ハンブレッ「タ」ーズ、...違う、ハンブレッ「ダ」ーズは、同じレーベル・TOY'S FACTORYのとても可愛い後輩なんですけど、実は今回初めて呼ばせてもらったんですよ。音楽にとても真摯でね、自分達の音楽を聴いてくれているリスナーをとても大切にしてるんです。
今回僕らはね、レーベルの先輩・後輩同士という立場ではあるんですけども、そういうのは関係なく、同じステージに立つ者同士ということで対等な立場で
彼らを ボ ッ コ ボ コ にしてやろうと思います。
珍しくおしゃべりだと思ったら、堂々のKO宣言で笑った。
どうやらこの二組、TOY'Sの中でも同じ班同士らしく、照明のスタッフなどが共同なのでもはや家族同然なのだとか。その二組がようやく同じステージに立ったという、これほどエモい場に立ち会えたのが嬉しく思えたね。
そして、バトンはハンブレッダーズに渡された。
見えたのは、「ギター」のジャケットそのまんまの赤いテレキャスだった。
<セットリスト>
1. 銀河高速
2. ヤバすぎるスピード
3. はじめから自由だった
4. DAY DREAM BEAT
5. DANCING IN THE ROOM
6. 常識の範疇
7. アクション!
8. ⚡️
9. フィードバックを鳴らして
10. 才能
11. グー
12. フェイバリットソング
13. ギター
-アンコール-
14. プロポーズ
熱く、そして爽やかに駆け抜けた1時間強だった。
先輩であるユニゾンに触発されてか、バラードナンバーを封印した攻めの姿勢。MCを務めたムツムロさんも「可愛いだけの先輩はぶっ潰してやろうかと思います。」と徹底抗戦の構えだった。予習不足でわからない曲もいくらかあったが、それでもめちゃくちゃに楽しかった。
なんというか、観客を巻き込むのが上手いバンドだなと。歌いたくなるようなメロディがそうさせるのか、各所でシンガロングが起きていてアツくなった。
・新曲「アクション!」に込められたメッセージに心打たれた。
今の時代って、手軽に情報が得られるようになったじゃないですか。例えば楽器を始めるときに、自分より上手い人の動画とかも見られるわけで、そこで「自分なんかがやらなくても...」って思っちゃうこともあるわけです。(演奏前MCより)
これは本当にそう思う。自分がやってるのは楽器ではなくDTMだけど、投稿祭とかの機会で他人の作品に触れたとき、上のように「自分がやってる意義はあるんだろうか」って思うことは少なからずあるわけです。
こういったテーマの曲って結構あると思うんですけども、ハンブレが歌うとすっごく自然に入ってくるんです。彼らの楽曲ってすっごく素朴で、「時給900円のバイト」とか「900円のイヤホン」など、思わず苦笑いしたくなるようなリアルな情景が綴られてますが、そんな彼らが
だけど まだ鳴り止まない
鳴り止まないから歌うんだ
歪め!ギター!聞こえるかい?
弱気な俺らが起こすアクション
なんて自信たっぷりに歌い上げるから、なおさら心に突き刺さってくるんです...
・「グー」が大好きすぎる
おそらく「グーパンまつり」の語源となったであろうこの曲、もう初聴きの時点で大好きだった。アンセムってこういうことなんだろうなって改めて実感したよ。
僕、こういった煮え切らない青春みたいなヤツが好きで、部活も真面目にやらず、友達が多いわけでもなく、色恋沙汰もクソほどない...そういう学生生活を過ごしてきたからか大共感してしまうんですわ。ただ彼らには楽器があった。それだけが光だった。
この曲を聴き始めたときには、楽器は弾けなかったけど、手元には自分で作った曲があったワケだ。なので烏滸がましくはあるが、立場上彼らと近しいラインに立った状態でこの曲の世界に入ったが、周回遅れの青春を味わえたようだった。
特に社会人になった今、2コーラス目の歌詞が突き刺さってくるわけで、もっと早く出会えてたなら...と思う 全てのフレーズが胸を撃ち抜いてくるんよね
会場でグーチーパーと手を掲げたとき、確かに生存の実感を感じたような気がしました。そしてアウトロでの大シンガロング、もう感無量でした。最高です。
あの時、ライブハウスに居場所を見出したような気がした。
今まで何者にもなれなかった自分を肯定してくれる場所、それがライブハウスなんだなって。そしてそういう自分を見せてくれるロックが好きなんだって。
そして、本当にバンドマンがかっこいい。もし今「あなたが思うかっこいい生き物はなんですか?」と聞かれたら、「バンドマンです。」とノータイムで答えてしまうくらいには感銘を受けた。今後の作品作りにもかなり影響を与えてくれるとても良い体験になりました。
振り返れば今年も数々のライブに参戦してきた。今年は特にラウド系への本格的な参戦だったり、初の本格的なフェスへの参加だったりと、新しい刺激をたんまりと受けた年だった。
けれど、一番心に深く染み渡ったのはこのライブだった。ユニゾンのパフォーマンスも去ることながら、それを全力でグーパンしてみせたハンブレッダーズがなによりかっこよかった。彼らとの出会いがこのライブ最大の収穫だといっても過言でもない。ありがとう友人よ。
今も余韻が凄まじく残るこのライブ、円盤化された日には絶対に買おうと思う。
↓ユニゾン+ハンブレのセトリはこちら↓
Xboxを買ったというオハナシ
また三日坊主やらかすとこだった。危ない危ない。
どうでもいいような話題でも書き連ねていくのがこのブログのコンセプトじゃないか、何してんだワシは
さあて、モンハンワイルズの発売が迫ってきましたね。最近腰を据えてゲームをやらなくなってしまったんですけども、モンハンだけはどうしてもやってみたいなと思うわけです。
そんなモンハンワイルズなんですけど、対応プラットフォームがPS5 / Xbox Series X|S / Steamという面々。僕は一応ゲーミングノートPCを持ってはいるんですが、4年前に買ったヤツなのでスペックが要求スペックに達してないのと、買ったはいいけどそもそもPCでゲームする気にならないという理由でSteamは候補から除外。
なので次にPS5を買おうかと思ったんですが、
・本体価格が高い
・買っても他にやるゲームソフトがなくてもてあましそう
・フルスペックを活かすためにはモニターにも投資しなければいけない
(現在 1080p/60Hzの環境で運用中)
これらがネックになるので断念しました。
...というわけで、この度Xbox Series Sを買いました。Amazonを調べていると512GBの本体が中古で3万7000円くらいで売ってたのが見えたので、ケチな玄狼は迷わずポチってしまいました。
これが人生初Xboxなんですけど、デザインいいっすねこれ。置く場所選ばない感じが好みです。
コントローラはSwitchのものと似ていてで触りやすくはあるんだけど、いかんせんABXYの配列にはまだ慣れそうにないかも。未だに「Xボタンを押せ」という指示に対してYボタンを押してしまうことが多発します。もうこれに関しては慣れるしかないっすね。
●とりあえずいろいろ触って感じた事
・レスポンスはええ。
本体ストレージがSSDになったということで、ゲームの起動が爆速になっています。とりあえずワイルズまでのつなぎでワールド/アイスボーンを買ってプレイしてるんですけど、ありえないほど随所でのセーブ・ロードが速くてビビる。
ワールド自体はPS4でもやってたんですが、ロードに時間がかかってしまうのが結構しんどくなってやらなくなった記憶があるので、このサクサクっぷりには満足しています。
・512GBを買って若干後悔
Series Sにはディスクドライブがないので、ソフトを遊ぶ手段はDL版の購入に限られるわけなんですけども、DLソフトの容量は大体50~70GBくらいで結構デカいです。
ストレージの容量は512GBとは書いてありますが、システムファイルなどで容量が圧迫されるので、実際に使える容量は350GBくらい。Series X|S最適化ソフトを5個くらいDLするとすぐにカッツカツになってしまいます。
一応USB接続の外付けストレージも使えはしますが、Series X|S最適化タイトルは外付けストレージに保存すると起動できなくなるのであまり有効ではない模様。
公式から推奨されているのが、背面のストレージ拡張用の端子に専用のカード型ストレージを差し込むという方法。しかしそのストレージがクッソ高く、最も安い512GBでも3万円するレベル。これなら1TBの本体買った方が良かったかもしれない。
モンハンワイルズとスパーキングゼロをプレイする目的でとりあえず購入したので、何かと便利だと言われているXbox Game Passへの加入はまだしてません。何やら和洋タイトルが遊び放題になるらしいので、ワイルズのマルチプレイ解禁ついでにちょこちょこ触れてみようかなと考えております。また、本気の目玉機能であるクイックレジューム機能なんですけど、同時にゲームを何本も起動するような人間じゃないので恩恵を受けることは現時点ではないですね...スパゼロ買ってから試してみようかと思います